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バッグの本質である“機能性”を検証する

バッグの本質である“機能性”を検証する

数多くのブランドからさまざまなバッグが登場する今。あまりに選択肢が広いためにバッグ選びに悩む人も少なくないが、見失ってはならないのがバッグの本質。すなわち、“荷物を運ぶための道具”としての機能性だ。狩猟や農耕に明け暮れていた時代から、バッグはモノをA地点からB地点まで移動させるための道具であり、時を経て収納性や耐久性、使い勝手を進化させてきた。あらためてバッグの原点に戻り、機能性の大切さをじっくりと吟味してみたい。

バックパック選びで見るべきポイントとは?

バッグの機能性について改めて理解する

実際にバッグの機能性といっても、その対象は幅広い。どれだけ荷物が出し入れしやすいのか、必要なときにすばやくアクセスできるのかといった、「モノを入れる」というバッグの基本を洗練させたものも機能性といえるし、格別に背負いやすい、耐久性に優れているという点も該当する。また狭義には、ごく一般的なバッグにはあまり備わっていない装備を指すケースが多い。ハーネスのズレを抑制するチェストストラップや小道具を整理整頓できるオーガナイザーパネル、クッションを備えたPC/タブレットポケット、背負ったままでも出し入れしやすい位置にあるサイドポケット……バッグにおける機能性とは、“+αな魅力”と言い換えられるかもしれない。

デザインは有形・無形の価値に注目する

デザインもとらえどころの広い要素だ。一般には“意匠にまつわる設計”のことであり、見た目の美しさと考えることが多い。見た目に与える印象は色や形、質感といった複合的なファクターによって決定され、全体の存在感と細部の緻密さも踏まえて、その良し悪しが決定されることになる。ミニマルやデコラティブ、ヘビーデューティなど、そのスタイルは巷の流行の影響も受けるだろう。ただバッグのデザインを考慮する際は、こうした有形の取り組みだけでなく無形の価値へのアプローチも無視できない。そのバッグが目指しているコンセプトや開発理由、ブランドの理念といった形のない意思もデザインに投影されるものだ。見た目と、その背景にあるもの。双方を感じる取ることが大切になる。

意味を知り、選ぶ。デイバックとバックパックの違いとは

いま、最も人気のあるバッグといえばバックパックだ。荷重を背中や腰に分散できるため重量のあるデジタルデバイスを扱いやすく、両手が開けられるため移動中でもさまざまな行為を行える点が支持されている。 では、よく耳にする「デイパック」との違いは何なのだろうか?
デイパックはその名の通り、1日分の荷物が入る程度のバックパックのことを差している。主に日帰りハイキングのために開発されたもので、20世紀中頃に登山やハイキングを趣味とする一般大衆が増えてきたのを背景に広まった。おにぎりのような三角形か上部をラウンドさせたフォルムで、外側に張り出したポケットを備えていることも多い。全体にシンプルな作りだが、バックパネルやショルダーハーネスのクッション性が確かで、背負い心地にも優れている。
一方で「バックパック」という言葉は20世紀初頭にアメリカで生まれ、当初は登山で使うフレームタイプに用いられていた。日本でもはじめは「バックパック=登山用バッグ」という認識だったが、しだいにこの言葉が示す意味合いは広まり、今日では「バックパック=背負って使うバッグ全般」へと変化してきている。同じ意味の「リュックサック」はドイツ語由来で、こちらのほうが日本での歴史は長いが、今日では「バックパック」の言葉を好むメーカーが増えているようだ。

日常使いするときのポイントを抑える

バッグにおける機能の重要性を念頭におきながら、デイリーユースのバックパックに求められるポイントについて検討してみたい。

バッグの根幹となる“収納力”

絶対に外せないのが、バックパックの収納力だ。容量と収納構造という2つの視点が大切になる。
容量は、普段どのくらいの荷物を持ち運ぶかで判断しよう。20~30Lが一般的なサイズといわれている。ほとんど荷物を持ち歩かないのであれば20L以下でもかまわないし、ジム用品や営業ツールなど荷物が多めであれば30L以上はほしいところだ。また、買い物などで突発的に増えた荷物をどう扱いたいかでも変わってくる。それらも収納させたいのなら一回り大きめのサイズを選んだほうがいいし、サブバッグの利用を躊躇わないのなら余剰スペースを考慮する必要はなくなる。
収納構造は、自分が携行する荷物の中身や好みに応じて検討しよう。ペンケースを使わず、直接バックパックから文具類を取り出したいならオーガナイザーパネルが必須だし、デジタルデバイスの大きさや種類、使用頻度によっても適切な収納構造は異なるものだ。

バッグを使う用途を見極める

TPOという言葉があるように、この人間社会の中で適応するには時勢や場所、状況といった要素も見極めなくてはいけない。背中に背負うことになるバックパックはどうやっても人目に触れるし、バックパックに備わる各種機能も万能ではない。用途に合わせて、最適なモノを選ぶ必要がある。
大別すれば、ビジネスかプライベートかに分けられるだろう。ビジネスの場合は仕事のパフォーマンスを落とさないような機能性とともに、クライアントの前でも失礼にあたらないようなフォーマル感のあるデザインも求められる。一方のプライベートは、自分が好むコーディネートとの相性を見極めた上で“自分らしさ”に応える存在感もほしくなる。どういった用途でそのバッグを使いたいのか? その視点も忘れないようにしたい。

“使い心地”は背負いやすさと軽さがカギ

通勤や通学にかかる時間は人それぞれだが、自宅との往復を合わせればそれなりになるのが通常だ。定期的な利用となれば年間にして何百時間も背負う計算になるため、“使い心地”は相当に重要だ。この要素を推し量るのには、背負いやすさと軽さがカギになる。
背負いやすさを左右するのは、構造と材質、重量バランスだ。ショルダーハーネスやバックパネルの形が自分の体にフィットしていること。長時間利用しても痛みや疲労が出にくいよう体と接触する部分にクッション性があり、肌へのあたりも優しいこと。荷物を入れても重量バランスの偏りが少なく、荷重が分散されること。これらが適切に働くと格段に背負いやすくなってくる。
あとは、なるべく軽いこと。バッグとしての耐久性は必要だが、極力軽く仕上げてあるほど日々の負担感が少なくなる。

カラーはシックに

バッグの本質は"荷物を運ぶための道具"であることに間違いはないが、やはりデザインも見逃せない。特にバックパックはそれなりのサイズ感があり、また背負って持ち歩くことから服装の一部とみなされやすく、その人のスタイルを映し出すファッションアイテムのひとつとして働く。
前述したようにバッグのデザインは色や形、質感といった要素で構成されるが、その中で最も人目につくのが色だ。ちょっとの違いでも周囲に与える影響力は大きく、バッグ選びの大きな指針になる。
過度な装飾性を嫌ってシンプルさを求める昨今のトレンドを考えれば、オススメはブラックだ。汎用性の高さもずば抜けており、多少服のテイストが変わっても違和感なくマッチさせやすい利点もある。また、一言でブラックといっても生地の材質や織り方、加工方法によっても色味は変わってくるため、そこで自分らしさを表現するのもいい。

Incaseのバックパックは優れた機能が秘められている

機能に優れたバックパックを選ぶのに、Incaseは最適な選択肢となるはずだ。なぜならIncaseはその創業以来、ユーザーのクリエイティビティを高めるという理念のもと徹底して機能性を磨いてきた歴史があるからだ。
そもそもIncaseは、先進的なデバイスが次々に登場してきた1997年にアメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコで登場し、ITをはじめとするイノベーティブな業界で活躍する人々をサポートするためのバックパックやケースを開発してきたメーカーだ。どんなシチュエーションであってもユーザーにとって最高の「キャリングソリューション」であり続けることが目標で、どのプロダクトも「Simplicity(シンプル)」「Efficiency(効率性)」「Agility(軽快性)」の3要素を備えている。見た目のカッコよさやユニークさだけを追い求めるようなことは一切行わず、ユーザーの気持ちに応えるための研究に従事し、さまざまな機能や独自素材などを生み出してきた。
そのため、Incaseのバックパックにはさまざまなニーズに答える高機能モデルが数多く揃っている。

通学にも通勤にも使い勝手が良い

仕事や学校でバックパックを利用しようと検討しているユーザーも多いだろう。収納力や使い勝手、そしてデザインの良さ。通勤や通学のシーンで求められる要素をすべてカバーしたバックパックが、Incaseにはラインナップされている。今回はその一部として、5モデルをピックアップした。ぜひ、購入の参考にしてほしい。

通勤・通学におすすめのIncaseのバックパック

Icon Slim Pack Nylon With Woolenex

ビジネスでもアクティブに過ごすための機能が備わるバックパック。容量のあるメイン収納部のほかノートPC専用のポケットも装備。背負ったままでも荷物を取り出せるサイドポケットを備え、「立ち止まる」時間を省略する。
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City Backpack With Diamond Ripstop

360度施されたクッションがラップトップをしっかり保護するテックコンパートメントつきメインコンパートメントと、A4サイズの書類が楽々と収まるサブコンパートメントとの2層構造。ダブルジップによる開閉は大きな開口で、使い勝手は抜群。
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ICON Lite Triple Pack

スリムなフォルムながら多機能なバッグパック。フロントパネルには、耐磨耗性を備えた耐久性のあるポリウレタンコーティングされた840デニールナイロン素材を採用。学生や女性にもおすすめ。
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Nylon Backpack

過去の名品をベースに復刻した2気室バックパック。必要な部分にはしっかりと芯地を入れつつ無駄を省いて軽量化を推進し、ボディ本体だけなら指1本でも余裕で持てる軽さを実現した。
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City Compact Backpack With Cordura Nylon

優れた耐久性や耐水性を誇る500デニールコーデュラナイロンを採用した、シンプル&モダンデザインのモデル。いまどきのシティライフにマッチする設計で、複数のデバイスを同時に安全に持ち運べる。
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“自分だけの高性能バッグ”と出会おう

"荷物を運ぶための道具"として生まれたバックパックは、その機能性に注目することで、モノとしての真価や有用性が見えてくるもの。収納力などバッグとしての基本機能から製品独自の+αな機能までを吟味した上で、自分にとって理想の逸品となるかを検討してみてほしい。“自分だけの高機能バック”と巡り合うことができれば、この上なく快適な日々を過ごせるようになるはずだ。