“スケートで社会を変える”
10代に学校で馴染めなかったことがきっかけでスケートボードや動画の配信をはじめて、現在はYouTube登録者24万人を超える動画クリエイターの岩澤史文氏(SHIMON)。ネパールでスケートパークの制作活動に携わったり、スケーターが住めるシェアハウスの設立、カフェ運営、アパレルブランド事業など様々な活動を行っている。その背景にある、リミッターレスな生き方やモチベーションを語ってもらった。 またSHIMONは5年以上愛用するインケースユーザーでもあり、自身のライフスタイルやスケートとカバンがどのように影響しているかを綴ってくれた。
1.僕とスケボーの世界
スケートボードの動画をYouTubeに投稿し始めた2011年から約14年。現在も僕の活動は形を変えながらも「スケートボードの魅力を広めたい。」という目的からぶれることなく続いている。
動画配信を初めて14年になるが今でも毎週土曜日の19時に動画公開するルーティーンは続いている。中学3年生の時に今週から毎週一本動画を作ろう!と決めてからほとんどサボった週がないので、今では合計630本以上動画を投稿している。おそらく日本で僕以上にスケートボードの動画を投稿している人はいないんじゃないかなと思う。
こう振り返るとやっぱり自分は動画制作が大好きなんだなと感じるし、今では仕事の一部となっているが、もし仕事じゃなくなってもこれからも動画制作は間違いなく続けると思う。
スケートボードはアクティビティではなくライフスタイル
僕のYoutubeチャンネル「MDAskater」のテーマはスケートボードのチュートリアルではなく、ライフスタイルにある。スケートボードの本当の楽しさや魅力はただ乗ることだけではなく、スケートボードのある生活なのでスケートボーダーがどのように生きているのか。そのライフスタイルを配信している。
友達とスケボーを楽しんでる動画、スケボーキャンプしている動画、海外旅行によく行くので旅行動画、時にはスケートボード界の裏事情など配信している。自分の生き方を配信しているのでスケボーとカメラは常にバッグに入れて持ち運んでいて、ここだ!というときにカメラをバッグから取り出し撮影が始まる。
コロナ後活動は動画配信から他の事業へ
コロナ後は大きく活動が広がった。2021年スケーターが集まれる場所を作るためにスケーターが住めるシェアハウス設立、同年末にはネパールのブトワルに国内最大のスケートパークを制作。2022年には新たに会社を設立し、スケートボーダーのマネジメント事業やスケートボードのコンサル事業をスタートさせた。2023年6月ストリート文化を感じることができるカフェをオープン、アパレル事業を同時にスタートさせた。
現在、日本でプロスケーターとしてスケボーでご飯を食べれる人は数えるくらいしかおらず、僕が一緒に練習していたプロスケーターが次々と食べていけないという理由でスケボーから離れていく現状がある。才能も技術もあるのに食べていけない。そんな悲しい現実を少しでも改善したい。何よりスケボーが大好きな友達がスケボーから離れなければならないのが悲しい。僕はスケーターが抱える問題を解決するところから新しい挑戦のモチベーションが生まれていると感じる。
2.僕にとってバッグとは
スケートボードは生き方。自分の生き方を配信しているので、スケボーとカメラは常にカバンに入れて持ち運んでいる。日常のどこに魅力が隠れているかわからないので基本的にいつでもスケボーができて、いつでも撮影ができる環境にいる。Incaseと出会ったのは5年前。そこからほとんど毎日Incaseのバッグを使い外出している。今ではライフスタイルに欠かせないパートナーだと感じている。
クリエイティブにリミッターレスなバッグ
多くのスケーターは身軽にスケートボードだけを持って外出することが多いが僕はカメラ、パソコン、三脚、バッテリーなど荷物が多いので僕にとってバッグはすごく重要。自分の活動にリミットをかけるようなバッグではダメなので、そういう意味ではIncaseのカバンは僕のクリエイティブティーにリミットをかけないリミットレスなパートナーとなっている。いつでも撮影できて、いつでもパソコンで作業ができる。Incaseは元々スケーターが作ったガジェット収納に適しているカバンということで僕のライフスタイルには完全にマッチしていると感じる。
ポケットが多い魅力
Incaseの代表的なモデルの一つICONの使用頻度が最も高いが、特に気に入っているところは収納ポケットの多さである。基本的な持ち物に加えてスケートボードのツールやパーツなどを持ち運ぶ僕にとって小物がたくさん入るバッグは本当に嬉しい。さらにそれがすぐに取り出せるところが魅了。左右についているポケットにいつも財布を入れているが、カバンを下ろさなくても取り出せるような細かい仕様が特に気に入っている。
※現行のICONはポケットの裏地が黒になります。
3.非日常とバッグ
年間4回以上は海外に行く。海外に行く理由は様々だが必ずスケートボードは持っていき、現地のスケートパークやストリートを滑り現地のスケーターと交流しながらその街を感じる。最近過去に行ったことのある国を数えたらこれまでに40カ国以上の国を訪問していた。海外でももちろんスケボー、カメラ、パソコンなど多くのものを持っていくのでそんな時にIncaseのトラベルバッグが大活躍している。
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海外での活動で今最も力を入れているのがネパールのブトワルという街でのスケート村作りである。2022年3月ネパールのブトワルにネパール最大級のスケートパークが完成。 スケートパークは現地のスケートシーンを応援するという目的以外に、人々の居場所を作 り、施設を徐々に増やしながらコミニティーセンターを作る目標があった。 パーク完成後、大会の開催や現地にある複数の学校と協力関係を結び、部活活動を行うなどしている。今はスケートパークの横に図書館を作るという次の目標に向かって進んでいる。スケートパークへ日常的に遊びに来る子どもたちの中には様々な理由で学校へ行けていない子も存在し、図書館を作り身近に教育環境を整えることでスケートパークと学校の架け橋になることができるのではないかと考えている。
4.Incaseと自分とこれから
これからどうバッグと共に進化できるか
大学生1年生の時にIncaseと出会い、大学、社会人までともにしてきたバッグはこれからも僕のパートナーとして様々な冒険をするだろう。スケートボード業界の環境が変化していく中で今後も僕の活動は変化し続けると思う。そんな変化し続ける環境の中でどのようにバッグがパートナーとして活躍してくれるか楽しみだ。変化を恐れる人ではなく変化を楽しめる人でいたい。
「スケートボードで社会を変える。」
僕は活動を通して最終的にはスケートボードを広めたいのではなく、スケートボードが教えてくれた自由な生き方を広めたい。そんな自由な生き方を広めることで僕は人の生き方の選択肢を増やしたいと考えている。
執筆 岩澤史文
YouTube https://www.youtube.com/@Shimon_mdaskater
Instagram https://www.instagram.com/shimon_mdaskater
X https://twitter.com/ShimonMDAskater
撮影 Ken Miyajima(https://www.instagram.com/kenmiyajima)
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