人気ブランドとのコラボレーションや、音楽のジャケット、雑誌や書籍など、幅広く活動を続けるデザインオフィス「modesign inc.」の代表兼アートディレクター溝口基樹さん。独自の世界観で人物や風景を美しく切り取っていくフォトグラファーのRK（小菅亮輔）さん。そんな日本を代表するクリエーターたちが密かにおこなっている遊び、それがIncaseのTEAM ORDER（チームオーダー）だ。ここではオリジナルアイテムを作った理由や制作秘話を聞いた。
Incaseはすごく使いやすくてデザインが控えめだからいい
――本日はTEAM ORDER（チームオーダー）の体験談をうかがいたいと思っていますが、その前に、おふたりは以前からIncase製品を使われていましたか？
RK 初代iPhoneでケースを買いました。その後もモデルチェンジごとに何度か使っています。FRAGMENT DESIGNも以前、IncaseのiPhoneケースをやられていましたよね？
カメラバッグ『DSLR スリングパック』をTEAM ORDERした、フォトグラファーのRK（小菅亮輔）氏（Instagramアカウント @rkrkrk）
溝口 あれっ、そうだっけ？
RK やってましたよー（笑）
溝口 あっ、思い出した！
RK あははは。僕は10年くらい前にリュックも使っていました。毎朝すれ違う見知らぬ人が持っていて、スマートでいいなと興味を持って購入したんです。実際、すごく使いやすかったですね。
溝口 僕はカメラバッグを使っていて。10年くらい前、Incaseが良さそうだぞって。見た目もすっきりとしたデザインで、内装もちゃんとカメラを使っている人がデザインしている感じがしたんです。それが本当に使いやすくて、いまでも使ってますよ。あとはノートパソコンのケースも持っていました。内側が起毛でね、デザインもミニマムでロゴも強調していないところが良かった。最近はリュックを日常使いしています。
『ナイロンアクセサリー・オーガナイザー』をTEAM ORDERした、「modesign inc.」の代表兼アートディレクター溝口基樹さん。（オフィシャルWebサイト http://modesign.jp/）
――おふたりとも機能性の高さに魅力を感じつつ、シンプルなデザインであることが購入理由だったんですね。
溝口 そうですね。ミニマムで機能的なデザインが好きなんで。
RK 僕もまったくそうです。
Incaseなら誰にプレゼントしても喜んで使ってもらえる
溝口 品質の高さでIncaseを使っていたので、TEAM ORDERがあると聞いたときも、すぐに面白そうだなって思えたんです。アップル製品にレーザー刻印ができるノリというか、いい意味での驚きがあって。
RK その感覚、すごくわかります。TEAM ORDERって、実用性というよりもチーム名やロゴを入れることが優先されるイメージがある。でも、IncaseでTEAM ORDERができるというのは、また違うスペシャル感というか。
溝口 誰に渡しても「喜んでもらえる」「使ってもらえる」という前提があるからね。
RK そうなんです。僕の場合「RK」は会社名ではなく、ほぼ自分の名前なんで気恥ずかしさがあるんですよ。でも、動画制作とかはチームで動いているから、こういうものがあると一体感が生まれる。しかも、ちゃんと使い勝手がいい。元高校球児としてはチーム感覚が好きなんです。ロゴの加工を刺繍にしたのもそこですね、野球部なんで。
溝口 うちは会社だからスタッフ全員に渡しましたけど、使いやすいからみんなちゃんと使ってくれていて。あと、打ち合わせとかで「こんなことできるんですね」「いいですね」「欲しいです」って外部の人に言われるんだよね。
RK 僕もです。「これ売ってるんですか？」「欲しい」って言われます。だって、溝口さんのこのポーチ欲しいですもん（笑）
溝口 今度、交換しようよ。
RK ぜひ！ そういう交流もいいですね、甲子園で相手選手とTシャツを交換するみたいな。
ロゴの大きさ、配置、刺繍の色などを決めていく楽しさと難しさ
――TEAM ORDERをする際、モデル選びは悩みましたか？
RK 非常に悩みました。カメラ関係なので、まずはカメラが入るようなもの。あとは機動力を重視して『DSLR スリングパック』にしました。3回くらいサンプルを作って、刺繍の色やロゴの大きさを検討した感じです。最初はロゴが大き過ぎたのと、白い糸だったので目立ち過ぎな印象があって。最終的に濃いグレーにして馴染ませました。
溝口 自分は普段からリュックを使っているし、スタッフも使うことを考えたときに汎用性があるものがいいなと思って『ナイロンアクセサリー・オーガナイザー』にしました。ロゴの位置もすぐに決まって、刺繍の色も本来のロゴが白なのですんなり決まりました。あまり悩まなかったですけど、結果的に良かったです。
――普段、どんなものを入れているか教えてください。
RK カメラ本体、レンズ2本、基本的にこれさえあれば大体のものは撮れるんですよ。あとはバッテリーなどの付属品、予備的なコンデジ、バッグの外側に三脚をホールドできるのでそれも使っています。スリングタイプなので機動力があって、雨の日とかは本当に助かります。カメラを裸で持てないし、傘もさせない、そんなときサッと取り出せる。リュックだと一度降ろさないといけないんで。街中での作品撮りとかで使ってますが、本当は仕事もこれひとつで行きたいですね。
溝口 自分はバッグインバッグとして使っています。名刺、メモリーカード、ハンカチ、マスク、ペン、ちょっとしたお金、充電器、メガネなど必要最低限のものを入れていて。旅行とかでもバッグに移すだけなんで便利ですね。
――最後に、これからTEAM ORDERを考えている人に、ロゴの大きさや位置などのアドバイスをいただけますか？
溝口 自由にやられたらいいと思いますけど、ロゴは大き過ぎないほうがいいと思いますね。Incaseらしくシンプルなほうがいい。オーソドックスな位置にオーソドックスな大きさで入れるのが良さそうです。
RK そう思います。さりげないほうがいい。
溝口 モノに馴染んでいるほうがいいよね。うちはあと2年で創立25周年だから、そのときにまた何か作りたいなと思っています。
RK おぉ、それ絶対に欲しいです！ キープしてもらっていいですか？
溝口 いやいや、まだ何も決まってないから（笑）
――「modesign inc.」の25周年記念ノベルティ楽しみにしています！ 今日はありがとうございました。
企業・チーム・グループに新たな価値が生まれる IncaseのTEAM ORDERサービス
Apple公式パートナーであるIncaseの製品に、企業・チーム・グループなどのロゴを入れてみませんか？ また、チームとしての一体感やノベルティとしての宣伝効果など、さまざまな価値を生み出すことができるサービスとなっています。新たな挑戦をおこなう皆さまのために、Incaseではスペシャルなプライス設定と装飾をご用意しております。
【オーダーの流れ】
①メールフォームにお問合せください
メールフォームにて「その他」を選択し、ブランド欄は「Incase」を選択してください。お問い合わせ欄においてTEAM ORDER（チームオーダー）希望の旨をご記入いただき、すでにお決まりの内容やご状況をお知らせください。まずは相談からなど、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。
②お打ち合わせ
担当者よりご連絡させていただきます。数量やご予算、納期、お客様のご要望をお聞かせください。
③在庫確認・納期確認・概算のお見積もり
数量やデザインなどにより納期や価格に変動がございますので、目安となる概算のお見積書をご案内させていただきます。
④ご注文製品・ロゴの位置・仕様や色の確定・お見積もり
担当者とともに、TEAM ORDER をおこなう製品やロゴの色、仕様など、具体的なデザインを決めていただきます。その後、お見積もり書を作成。さらに、ご注文いただいた加工を施したサンプル1点を弊社負担にて制作いたします。
⑤サンプル製品の確認
加工済みサンプル製品をチェックしていただき、問題なければTEAM ORDERの制作をスタートいたします。その際、お渡ししたサンプルはご返却ください。
⑥お支払い・生産
ご入金を確認後、お打ち合わせでの決定事項をもとに生産を開始させていただきます。
※ご注文確定後、1週間以内に指定口座までお振り込みください。
⑦納品
オリジナルのIncase製品が完成！ ご指定の場所にお届けさせていただきます。
※お客様のご都合による返品や交換はお断りさせていただきます。
【Q＆A】
■何個から注文できますか？
1点のオーダーから可能ですが、版代や加工賃が追加されますので数量によっては割高になることがありますのでご了承ください。
■お得に作れるのは何個からですか？
アイテムなどによって違いはありますが、目安としてはバッグでは30個以上、アクセサリー50個以上になります。
■納期はどのくらいかかりますか？
製品の在庫状況、加工の種類などにより異なりますが、3ヶ月程度が目安となります。
■店舗で直接相談できますか？
まずはメールフォームにてお問い合わせください。その後、実物の製品をご覧になってご相談されたい方は東京・中目黒の本社へお越しいただくか、場合によっては担当者がご訪問させていただきます（東京都内）。ビデオ通話によるオンラインミーティングにも対応しております。新宿の店舗にてラインナップや製品をご覧いただくことができますが、TEAM ORDERのご相談は承っておりません。
■支払い方法は？
銀行振込にて代金をお支払いください。お支払い完了後に生産を開始いたします。
■ロゴの種類や加工に制約はありますか？
オリジナル・ロゴでのご注文をお願いします。ロゴの配置箇所やサイズに関しましては、各製品の構造により異なりますのでお問い合わせください。
■データのフォーマットはありますか？
Adobe Illustratorによるデータ、または編集可能なPDFフォームにてお願いします。
■どんなアイテムでも作成可能ですか？
Incaseの公式オンラインストアに掲載されている製品からお選びいただき、まずは一度ご相談ください。ご希望の製品の生地や仕様により、加工内容が限られる場合がございます。その旨ご了承ください。
チームオーダー、ノベルティリュックの見本や加工の種類などはこちらでもご紹介しています。
