プライベートはもちろん、仕事も大事。
ビジネスを効率よく遂行していくには機能的かつ便利なツールが不可欠で、それらを持ち運ぶバックパックも重要になる。
それは男性のみならず、女性も同じ。むしろ女性こそ、仕事用バッグにバックパックを選ぶべきときがきている。
なぜバックパックがいいのか?選ぶときのポイントは?
具体的なアイテムも合わせて、そのワケをご紹介。
女性も通勤にバックパックを使う時代に
2021年現在、実際にオフィスへ向かって街を歩いている女性を見渡してみると、圧倒的に多いのは肩掛けのビジネスバッグやトートバッグの利用者。バックパックの利用者はまだまだ少数派にとどまっているのが現状ではある。しかし、数年前の状況を思い起こしてもらえれば、今はユーザーが確実に増えていると感じるはずだ。
ビジネススタイルのカジュアル化、多様性やジェンダーレスの受け入れ、IT技術による業務のスマート化、そしてコロナ禍によるリモートワークの推進。こうした急速な社会の変化から、女性でも仕事用バックにバックパックを選択する人が増えている。
「仕事にバックパックはちょっと……」という意識を変えていくときが訪れている。
レディース用の仕事カバンにリュック・バックパックがおすすめな理由
背負いやすくて疲れにくい
通勤バッグを選ぶときに重要な視点のひとつは、「定期的に使う道具である」ということ。たとえば片道1時間の通勤に使うと考えると、年間でおよそ520時間、起床しているうちの約8%にあたる時間で利用することになる。
これほどの長い間使うのだから、その良し悪しが身体に与える影響は決して小さくない。
特に肝心なのが、背負い心地と荷重バランス。ショルダーストラップやパックパネルなど、直接身体に触れる場所にクッションが施されたバックパックは身体へのあたりがやさしいから、変なアザができることもない。また、荷物の荷重を肩と腰の中心で支える構造であるため、疲れにくく、身体も歪ませない。
身体のラインや健康も考えると、バックパックは最良の選択肢の一つに挙げられる。
いつでも両手を自由にしていられる
バックパックは女性の通勤バッグとしてはまだ主流ではないものの、「一度使ったらまた次も」というリピーターが続出している理由のひとつが、この「両手を開けられる」こと。
ハンドバッグやブリーフバッグは確実に手で握る必要があるし、肩掛けのビジネスバッグやトートバッグは肩や肘からずり落ちないよう常に片側の手でコントロールしなければならない。
一方のバックパックは、まったくのフリー。いつでも両手を自由にしていられるから、スマホやタブレットの操作もラクラク行える。そのほかにも、脱いだアウターをサッと腕にかけたり、傘や買い物袋を持ったり、こどもと手をつないだり……両手が自由になることで、移動中のストレスはいつも以上に低減できる。
ノートパソコンの持ち運びに最適
"ニューノーマル時代"へと突入した今、コワーキングスペースや出先のカフェでのリモートワークを推奨する企業が増えてきた。ノートパソコンとネットワーク環境さえあれば、関係者への連絡や資料作りといった作業を十分にこなせるからだ。
しかし、IT技術の進化が業務のスマート化を促した一方で、どこへいくにもノートパソコンが手放せない状況を生み出すことに。その重量は、軽量モデルで1kg弱、大画面モデルでは2kgを超える。これを常時持ち運ぶのは相当な労力だし、トートバッグやショルダーバッグなど片側にだけ荷重がかかりやすいバッグだと、体のバランスが歪みかねない。
ノートパソコンを持ち運ぶなら、背中や腰に荷重を分散でき、負担感の少ないバックパックが最適だ。
移動中でも邪魔になりにくい
朝、会社に向かおうと電車に乗っていたところ、後ろにいた人からカバンを鬱陶しそうに押しのけられた……そんな経験を味わった人も少なくないはず。近年は迷惑行為第1位に挙げられるように、「電車内でのカバンの持ち方」は確実に配慮すべき社会人のマナーとなった。
大切なのは、無意識に他人のスペースを侵さないこと。
肩に掛けたビジネスバッグやトートバッグは視界に入らないほうの端が他人の体を突いてしまいやすく、十分な注意が必要だ。バッグパックを背負った場合も同じような注意がいるが、自分の背中にあることを意識できる分コントロールはしやすいし、場合によっては体の前に抱えて持つこともできる。混雑した雑踏の移動でもバックパックは比較的邪魔になりにくい。
レディース用リュック・バックパックの選び方
女性のビジネスカジュアルコーデに似合うこと
バッグは荷物を運ぶツールであるとともに、自分らしさを表すファッションアイテムでもある。バックパックを選ぶ際には、そうしたファッション性やデザインも見逃せない。
もともとバックパックはカジュアルな印象が強いアイテムだが、「ビジネスシーンとの親和性は低い」とみなされていたのは一昔前の話。現在はビジネススタイルのカジュアル化がずいぶんと進み、問題なく受け入れられるようになった。
また、こうした時代の変化を受けてバックパックのデザインも多種多様になり、ビジネスシーンに違和感なく合わせられるようになっている。具体的には、なるべくシンプル&モダンなアイテムがオススメだ。そのほうがさまざまなウエアと合わせやすいし、ミニマルなスタイルを好む今のトレンドにもマッチしている。
機能性が高くて使い勝手がいいこと
使いやすいことも、バッグ選びに欠かせない視点のひとつ。第一に検討すべきは、その収納構造だ。
荷物をざっくり出し入れしたいならトートバッグが便利だが、ノートパソコンやスマホなど万一にも壊したり汚したりしたくない精密機器も一緒に持ち歩くことを考えれば、それぞれの収納スペースが用意された機能的なバックパックのほうに軍配が上がる。
それに、ポケットが多いほうがコスメポーチなどを定位置に収めて置けるし、必要なときにすばやくアクセスすることもできるようになる。こうした機能もバックパックならではの利点で、仕事の効率化に役立つはずだ。
実際に自分が持ち歩いている荷物の量や種類を踏まえて、使い勝手のいいアイテムを選びたい。
自分にピッタリくるサイズ感であること
いくら便利で軽いバックパックだったとしても、背負ったときのスタイルが不格好なら大きな減点だ。
色やデザインの他、大切になってくるのがサイズ感。小さい分にはなんら支障はないものの、大きすぎると「背負わされている感」が出てきて、途端に見苦しくなってしまう。
まず、バックパックの横幅が自分の背中からはみ出ないこと。高さは首元を隠さない程度であることが望ましい。
他のバッグとは違い、バックパックの場合は背負ったときの様子を鏡で確認しにくいのも事実。合わせ鏡を使ったり人に写真を撮ってもらったりして、そのバックパックが自分の背中にどのように収まって見えるのか客観的にチェックするのがいい。
レディースの仕事用バッグにおすすめのIncaseのリュック・バックパック
City Dot Backpack
Incaseのバックパックコレクションのなかでも、1・2を争うコンパクトサイズのモデル。それでもメインコンパートメントはA4サイズに対応し、さらには13インチのMacBookを収納できるテックコンパートメントも確保されているので、仕事用のバッグとして実力を発揮できる。
また、ノートパソコンを包み込むように厚手のクッションを配置した360°プロテクション構造をも採用しているので、大切なデータを失う心配をせずに利用できる。トップパネルには、スマホなどの収納に適した起毛した裏地のアクセサリーポケットを配置。フロントパネルにはオーガナイザーポケットが用意され、タブレット端末や小物などをキレイに整理しておける。
原材料の段階で顔料染めをしたEcoya素材の生地も都会的な印象を与えてくれる。詳しくはこちら
Compass Backpack With Flight Nylon
毎日使う通勤用バッグとして不可欠な耐久性を備えながら、驚異的な軽量性を誇るフライトナイロン素材を採用。それにより、約18.3Lと十分な容量を誇るサイズでありながら、約0.55kgという軽さを実現し、少しでも負担を少なくしたいと考える女性のニーズに応える。
また軽さを追求する一方、機能もおざなりにしていないのも魅力。広々としたメインコンパートメントにはB4サイズも入り、書類やファイルの収納が可能。内部には起毛した裏地が付いたテックコンパートメントを装備し、16インチのMacBookを収納できる。
この他にもフロントパネルの上部や下部、トップパネルにアクセサリーポケットをレイアウトしており、小物類を心地よく仕分けしておける。詳しくはこちら
ICON Lite Backpack With Woolenex
その高機能ぶりからIncaseの顔となったIconシリーズにおいて、コンパクト設計を意識してつくられたのがこちらのモデル。女性の背中にもスッと収まるサイズ感に仕上がっていつつ、16インチまでのMacBookを収納できるテックコンパートメントを備えていて、アクティブに活動するビジネスウーマンをサポートする。
さらに生地には、耐久撥水加工を施した軽量なWoolenexを採用。突然雨に降られても水滴が生地表面を滑り落ちていくし、汚れも付着しにくいというメリットがある。
モバイルフォンが収納可能なトップパネルのポケットや、小物などの収納に適した大き目のフロントパネルポケットも備え、スリムでありながらビジネスユースに向いている。詳しくはこちら
バックパックを手にしてワーク・ライフ・バランスを豊かに
仕事に対する思い入れはひとそれぞれ。でも、人生の貴重な時間を費やし、少しでもワーク・ライフ・バランスを豊かにしようと願う気持ちは共通のはず。そのためにも、女性にとって仕事用のバッグ選びはかなり重要になる。
デザインやサイズ的にも受け入れやすいIncaseのバックパックは、常に仕事用バッグの最適解を求める女性バックパックユーザーはもちろん、これから仕事用として導入してみたいというエントリーユーザーにとってもうってつけだ。
special thanks ORIHICA