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防水リュックのおすすめ商品を紹介!完全防水との違いや選び方も

晴れの日もあれば、雨の日もある。
水濡れ厳禁な高級革鞄なら利用を避けるのも選択肢だが、一般的なバックパックは「シーンを問わずに使える」というカジュアルさも魅力。できれば、天気を気にせずに使いたいものだ。とはいえ、傘を差してもカバーしきれないだろうし、デジタルデバイスや書類が濡れてしまうリスクは絶対に許容できない。バックパックを本当に気兼ねなく使いたいのなら、相応の防水性が大事になってくる。
具体的にどのような機能がいるのか?何に注意すればいいのか?バックパックの防水性について解説する。

バッグの防水性について抑えておきたい基礎知識

なぜバッグに防水性が必要なのか?

あらためていうまでもなく、バッグの防水性は重要だ。
スマホでコミュニケーションを図り、プライベートでもPCやタブレットを活用するようになった今、水没による故障は絶対に避けなくてはいけない。内部に水が侵入した状態で電気が通ると電源回路がショートしてしまい、復旧も叶わず、貴重なデータが永遠に失われてしまいかねないからだ。このほかにも大切な紙の書類がダメになる、ペンのインクが滲み出て汚れる、財布などの革製品が痛む、内部にカビが発生するといったリスクが考えられる。
特にバックパックは背負うものだけに、濡れの程度を逐一確認しないし、傘の範囲から出てしまいやすい。「目的地に到着して背中から降ろしたら、びしょ濡れだった」といったことも起こりえる。
そのため、バックパックには防水性があったほうが絶対にいい。

バッグに求められている防水性とは?

前提として認識しておきたいのは、「バッグの防水性」の定義はややあいまいだということ。具体的に何を指しているのかはメーカーによって異なり、個人の考えも千差万別だ。それでも大多数に共通しているのは、次のような認識だろう。
「バッグのコンパートメントの全部ないし一部が、浸水しない、または浸水しにくい素材、機能、構造であること」
バッグはモノを運ぶための道具。そのため、コンパートメントにまで水分を到達させないことが大切だ。逆にいえば、ハンドルやショルダーストラップなら芯までズブ濡れになっても関係ない。生地表面が雨でびしょびしょになっても、コーティングされた裏面で水分が止まっていれば、防水性には問題がないといえる。

防水性を考えるうえで役立つIP規格

では、どの程度の防水性があるのか?
「そう長くない時間、通常の雨に降られてもコンパートメントまで浸水しない」というのが、一般的な解答になる。
参考までに、防水性の程度を考える際はIEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)が定めるIP規格がひとつの指針になる。認証機関による試験が必要な製品の防塵・防水性のレベルを表す規格で、スマホを含む電子機器の多くで採用されている。
以下のように、0から8までの9つのレベルで表されている。
IPX0……無保護
IPX1……滴下する水に対する保護
IPX2……傾斜(15°)して滴下する水に対する保護
IPX3……噴霧水に対する保護
IPX4……飛沫に対する保護
IPX5……噴流水に対する保護
IPX6……暴噴流に対して保護
IPX7……浸漬に対する保護
IPX8……水没に対する保護
ただ、スマホケースなど一部のガジェット寄り製品はIP規格を定めているものの、一般のバッグメーカーで同様の試験を実施しているところはほとんどない。

“完全防水”とは何が違う?

固有名詞的に「防水バッグ」という際は、注意が必要だ。これまで解説してきた「防水性を持つバッグ」を指す場合だけでなく、「完全防水のバッグ」を指す場合もあるからだ。
この「完全防水のバッグ」は、釣りやキャンプなどのアクティビティ、バイクや自転車などモビリティで高度な防水性を期待されるバッグのこと。ドライバッグやスタッフバッグと呼ばれるものがそうだ。耐水性の高い生地を使い、縫い目にシームテープや溶着加工を施していて、潜水もOKだったり浮き輪代わりになったりする製品も存在する。IP規格に照らせば、IPX5~IPX8相当だ。
自分がどのような「防水バッグ」を必要としているのか、自身のライフスタイルを振り返ってみたうえで検討したい。

防水リュックを選ぶならここをチェック!

では、「防水バッグ」を選ぶときにはどのような点に注意すればいいのか?メーカーが提示している性能表示を踏まえつつ、これから解説する「生地」「開口部の形状」「収納構造」の3点を意識することで、理想的な「防水バッグ」と巡り会えるはずだ。

防水性の高い生地を選ぶ

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もっとも基本で重要なのが、バッグに使用されている生地だ。荷物を包み込む生地自体が水をシャットアウトできれば、バッグの防水性は大きく向上する。
ここでひとつ理解しておきたいのが、「撥水」「耐水」「防水」の違いだ。「撥水」とは、水をはじく性能のこと。撥水性が高ければ水は生地表面をスルスルと流れ落ちていくが、そうでなければ水分が長時間生地に留まり、浸水のリスクが高まってしまう。「耐水」とは、どの程度の水圧を受ければ内部に浸水してしまうのか、水に耐えられる強さのこと。一言で雨と言っても、水圧は小雨で300㎜、普通の雨で2,000㎜、大雨で10,000㎜と異なり、耐水性が高ければ大雨にも耐えられる。そして「防水」は、内部に水を浸入させない/させにくい性能のことを指し、やや抽象的な意味合いを伴っている。
これら性能のいずれかを備えている生地を選ぶようにしたい。

開口部の作りに注意する

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コンパートメントに水分の侵入を許してしまう原因の多くは、開口部にある。「ラクに荷物を出し入れできる」という利便性は確保しつつも、「水は入れさせない」という防水性を備える必要がある。
重宝されているのが止水ジップだ。ジップテープの表面に撥水機能を備えたフィルムをラミネートすることで、多少の水が掛かってもにじむことがない。簡単に開閉できるというジップの使い勝手もそのままだ。
ジップを覆いかぶせるように配置したフラップも、防水性を高めるディテールだ。雨に降られた際はひさしのような役割を果たし、ジップの隙間から水が侵入してしまうリスクを低減する。
この他、特にアウトドア由来の製品においては、開口部を周囲の生地ごと丸めて留めるロールトップという留め方も防水性を高めるディテールだ。

防水性を高めたいコンパートメントを意識する

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最後は、収納構造。
一言で「防水バッグ」といっても、収納部分のすべてが同レベルの防水性を備えているとは限らない。防水なのはメインコンパートメントだけで外ポケットは非防水という製品もあるし、逆に外ポケットの一部に高度な防水機能を備えた製品も存在する。すべての収納部分が防水であればいいが、防水素材を多用するとバッグの重量が増しやすく、縫製しづらくなってデザインにも悪影響を及ぼしかねないからだ。
まずは使われている生地やジップの種類を確認し、どの収納部分の防水性が高いのか、しっかり見極めたい。そのうえで自分の持ち物を今一度確認し、本当に水が濡れるリスクを避けたいモノなのか、多少湿気ても平気なモノなのかを検討し、自分のスタイルにあった製品を選ぶのがいい。

Incaseでおすすめしたい防水リュック

A.R.C. Commuter Pack

ビジネスシーンにおける全てのコミューター(通勤者)にコミットする性能を搭載したバックパック。メインファブリックには、水や汚れに強い撥水加工を施したリサイクルポリエステルを使用。突然の雨に降られても計画を狂わされることなく、スマートに通勤を続けられる。
スキミング防止用のセキュリティポケットやストレッチ性メッシュポケットなどを備え、多数の小型デバイスを収納できる上部のフロントパネルポケットにはコーティングが施されたリサイクルポリエステル生地を採用し、防水性と耐久性も高めている。またフロントパネルポケットと独立したテックコンパートメントには止水ジップを起用し、開口部からの水の侵入を低減している。詳しくはこちら

ICON Lite Triple Pack

Incaseを代表するIconシリーズの中でも、コンパクトに設計されたバックパック。それでも16インチまでのMacBook Proを収納でき、内側の上質な起毛した素材が傷から保護してくれる。
フロントパネルにはポリウレタンコーティングされた840デニールナイロン素材を採用し、耐磨耗性や耐久性を備え、「水」「カビ」「汚れ」などにも強い。メインコンパートメント入口には、水や液体の侵入を防ぐ止水ジップを採用。そのほか、トップポケットやフロントポケットのジップにはエレメントを隠すようなフラップを設けることで防水性を高めている。詳しくはこちら

Campus Compact Backpack

拡縮可能なドリンクホルダーを両サイドパネルに搭載し、エントリープライスも魅力的な多機能バックパック。B4サイズも入るメインコンパートメントは広々としていて、大きく開閉するので収納物の出し入れもスムーズ。
メインファブリックの900デニールポリエステルには特殊な撥水コーディングを施し、水や汚れから守る。トップポケットやフロントパネル下部のポケットのジップはフラップ付きで、雨水が侵入するリスクを低減する。詳しくはこちら

防水性に優れたIncaseのバッグで気分も晴れやかに

異常気象なのか、ここ日本でもゲリラ豪雨など突発的な降雨も珍しいものではなくなってきた。どれだけ対策しても、突然の雨で衣服もバッグも濡れてしまう危険性は残り続けている。大切な荷物を守るには、一定レベルの防水性があるバッグを使うのが一番だ。
Incaseのバッグコレクションは、そうしたニーズに応える製品が揃っている。
防水バッグがあれば雨の日に安心できるし、晴れの日も気分良く過ごせるはずだ。

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