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Incase|真鍋大度 「City Backpack」機能的であることで加速するクリエイティビティ
Incase|真鍋大度 「City Backpack」機能的であることで加速するクリエイティビティ

坂本龍一、Bjork、OK GO、Nosaj Thing、Squarepusher、アンドレア・バッティストーニ、野村萬斎、Perfume、サカナクション……さまざまなアーティストと手を組み、世界を沸かせてきた真鍋大度。その、誰も見たことのない映像装置や演出は、どのような創造的環境のなかで生み出されたのか。作品制作のスタイルから普段持ち歩くツール、バッグの使い方まで、鬼才クリエイターのリアルに迫った。

モチベーションの源泉は
自分のなかにある

「自分の問題なんですよ。自分が納得できる作品を作れたら、他人の評価が伴わなくてもそれでいいんです」

創造力を掻き立てる源は、自分自身にあると話す真鍋氏。先達者のいない未踏の地を切り拓くパイオニアにとって、自己の信念が足元を照らす灯火になる。

「展示会やライブなど、具体的なイベントが差し迫れば責任感も伴うのですが、初動のモチベーションは、やはり自分自身が興味があるか、感動できるかどうか。自分のなかにあるアイデアや興味が最初にあり、それを制作のチームと共有して、さらにその先にオーディエンスやファンの人たちがいてくれている感覚です」

その斬新な表現には驚かされるばかりだが、天才的なひらめきがポンポン思い浮かんでくるわけではないという。

「プロトタイピングで浮かんだアイデアは、良し悪しがすぐにわかりません。特に企画書が先行していると『思った以上に面白くなかった』状況に陥りやすいため、アイデアが出てきたらプロトタイプを作り、手応えを感じたら制作をする。そして、うまくいったら少しずつ大きな企画や舞台に持っていくというスタイルを取ることが多いです。それにアイデアは単発で生まれるというより、積み重なって熟成しているんです。たとえばリオオリンピック・パラリンピック閉会式のフラッグハンドオーバーセレモニーの演出は、直前に行ったBjorkのライブ演出で培った知見が役立っていますし、そのBjorkのプロジェクトの際もまた別のプロジェクトの成功が一部のソースになっています」

そういって真鍋氏は、これまでに手掛けたプロジェクトの関係図を見せてくれた。アイデアのつながりを示す樹形図は、複雑に絡み合っていた。

「アイデアって、それほど簡単には出ないと思っていて。基本は、リサーチと前にやったことの積み重ね。丁寧に少しずつ育てていくしかないんです」

五感を刺激する旅。
機能的なバッグが欠かせない

コロナ禍になる前は各地のプロジェクトやイベントに参加するため、毎年半分以上は世界を旅していたという。

「旅は五感を刺激してくれるし情報量も多いから、アイデアを生み出す刺激になりますね。有名な観光地を回るより、できるだけ仲良くなった現地の人の家に泊まらせてもらって一緒に生活をして、普段とはまったく異なる文化を積極的に体験するようにしています。クラブへ行けば踊り方もDJプレーも違うし、カフェでかかってるBGMも違う。そういう発見が楽しいんです。スタジオに引きこもって論文を読み漁るほうが情報収集の効率は良いかもしれませんが、豊かな人生を送るためにも旅は必要だと思いますね」

そうした快適な旅を過ごすのに、バッグは重要だ。スーツケースとバックパックで世界を回っているという真鍋氏も、そうとうこだわっている。

「バッグには、かなり高いスペックを要求してしまっています。旅先での移動もそうですし、機内で使い勝手も重視しています。機内で仕事をすると、なんだかすごくはかどるんですよ。そのためには、狭い機内でも必要なツールをパッと一瞬で、一発で見つけたい。ヘッドホンやハードディスク、財布、iPhone、鍵……『このツールの場所はここ』とルールを決め、機能的に使いたいんです」

実際、機能がいまいちで使わなくなってしまったバックパックは多いという。

「ファッション性も大事ですけど、やっぱりバッグは機能が一番。それを理解するには実際に使ってみるしかないのですが、どうも馴染めずに前のモデルに戻してしまうこともよくありました。理想のバックパックと巡り合うのって、なかなか難しいものだと感じます」

自身の作品作りに寄せる想いのように、バックパックに対しても高いスペックを要求する真鍋氏。そのお眼鏡に適ったモデルのひとつが、Incaseの「City Backpack」だった。

ラップトップを全方位から保護する
機能があれば安心できる

Incaseは、1997年にAppleから「コンピュータを外に持ち出すためのバッグ」制作を依頼された唯一のバッグメーカーであり、現在も公式サプライヤーのひとつだ。パソコンを使って場所を問わず、ノマド的に仕事をする光景は今では珍しくないが、その革新的スタイルをAppleとともに生み出したパイオニアでもある。真鍋氏も、当時から時代の先を行くクリエイターの一人だった。

「20代前半ですね。イーストヴィレッジのカフェで、ラップトップを開いてプログラムを書いたり映像を作ってたりしたら、たくさんの人に声をかけられたのを覚えています。10代のときには、クラブにデスクトップを持ち込んでDJをしていました。毎回大変で、そこまでやる人は皆無でしたけどね(笑)」

その頃からコンピュータに頼りっぱなしだったという真鍋氏は、やはりバックパックにもラップトップの収納性を重視。「City Backpack」には、クッションを360°に施してラップトップを全方位から強力に保護するテックコンパートメントを備えている。

「全方位にクッションがついているのはありがたいですね。つい、床にドスンと置いてしまいがちですけど、全方向の衝撃から保護してくれるのはうれしいところです。実際に何度かあったのですけど、イベント当日に会場に着いてからラップトップが起動しないなんていうトラブルは避けたいですから。リスクを最小限に留めてくれるための、こうした物理的なプロテクションの存在は安心できます」

また、リスク回避とOSごとの特性を使い分ける目的から常に2〜3台のラップトップを持ち歩いているといい、背負ったときの使用感も大切だ。

「背負い心地がめちゃくちゃいいんですよ。使いはじめて、すぐに実感しました。エアメッシュ製クッションがついたショルダーハーネスは自然とフィットしますし、パックパネルも当たりがよく、違和感がありません。ラップトップを3台も入れているから軽いとはいえませんが(笑)、かなり快適ですね」

自分のライフスタイルにマッチする
バッグだった

また、「City Backpack」に備わるポケットの数や全体の構造も、機能性を重視する真鍋氏の関心を引いた。

「ポケットがたくさんあって、使い慣れるほど便利さを実感します。たとえば起毛裏地を使った上部のアクセサリーポケットは、メガネの収納にいい。モニター画面を長時間眺めるためブルーライトカットのメガネを持ち歩いているので、その収納に向いていますね。お店でもらった領収書をポンと入れておく場所としても重宝します。かといって、やたらとポケットがついているわけでもないのもいいところ。使わないポケットって、邪魔なだけですから。また、見た目がコンパクトな割に荷物も入りますし、MacBook Proが入るメインコンパートメントとA4サイズの書類も入るサブコンパートメントの2層構造になっているのも便利に感じました。ラップトップやヘッドホン、ハードディスク、配線をつなぐ各種アダプターなど仕事で使うツールが多く、荷物を仕分けやすいのは助かります」

また、クセのないシンプルなデザインも好みに合っていたと話す。都会的な印象で、いつもの服装に違和感なく合わせることができた。

「収納性に過不足がなく、デザインもシンプルで服に合わせやすい。まだ使い慣れていない部分がありますが、『City Backpack』は、僕のライフスタイルにすごく合っているバックパックだと感じます。このまま使い続けていきたいですね」

真鍋大度
東京を拠点に活動するアーティスト、インタラクションデザイナー、プログラマ、DJ。2006年Rhizomatiks 設立、2015年よりRhizomatiksの中でもR&D的要素の強いプロジェクトを行うRhizomatiks Researchを石橋素氏と共同主宰。身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し、組み合わせることで作品を制作。高解像度、高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく、注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミング、コンピュータそのものが持つ本質的な面白さや、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、デザイン、アート、エンターテイメントの領域で活動している。

City Backpack

22,000円(税込)

【サイズ】約H52xW34xD14cm
【重さ】約1.0kg
【収納可能デバイス】Up to 16” MacBook Pro, iPad, iPhone
【素材】500デニール混合織ポリエステル
【カラー】Black
【原産国】中国, ベトナム
【No.】37171075

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